思うに演劇ほど影響をうけやすいものもないんじゃないかしら。
いや一概にはいえないか、音楽だってそういったことは多分にありうるか。
ま、それはさておき、私事ですけど、どういった芝居に影響なり感銘を受けたか
自らも確認する意味で書いてみたいと思います。

まずは幼少。子供劇団に入って、ミュージカルやってました。
トゥシューズとかレオタードはかされました。レオタードはさすがにキライでしたねー。
股間がもっこりするから。ジャズダンスの先生とかいらして基本的なことを教えてもらったなぁ。
当然この頃は客観的な演劇の判断なんてほとんどできておらず。
テレビで見た劇団四季の「青い鳥」とか、「桃次郎の冒険」にほんと感動したりしてました。
自分たちのミュージカル芝居も楽しくて楽しくて仕方なかった。

高校は、当時演劇部が相当面白いと噂になっていた盛岡四高へ。
中学は野球部だったんだけど、実は、少し演劇部に入ればよかったと後悔していた。
どうしても演劇部ってマイナーで、中学で入るには抵抗感もあるのだけれど、
子供劇団だけでは物足りなくなってきていました。
だから高校は真っ先に演劇部の強いとこ(笑)を選んだわけです。
ちなみにこの当時の部の先輩方は、今も劇団「よしこ」にてご活躍中でございます。

さてその四高演劇部ですが、劇風ベースは夢の遊眠社だったんじゃないかなぁ。
いわゆる「ニクレン」も、とにかく動く、間を詰めて台詞を発する作風を見据えてのものでした。
脚本は大沼由希さん(現よしこ)でした。私が会った劇作家の中で3本の指に入るほどの
詩的感性の強いお方。自分は一年しか演劇部に在籍しなかったけれど、ほんとに楽しかった。
充実してたと思う。地区大会落ちるまでは…! 
これは自分にとっても部にとっても、ものすごいショックな出来事でした。
夏休みの地区大会直前では、朝9時から夜22時まで稽古しまくってたし、
岩手公園でも大声出してみんなで稽古していた。万が一にも落ちるわけないと思ってたから。
しかし結果は落選…。まーこのときうまくいっていたら今のおれはないともいえるのですがね。

地区大会突破した高校に、ナント現WIREWORKの瀬川君と今や盛岡屈指の照明家、
村松サン率いる不来方高校演劇部もありました。
現青年団の角舘玲奈さんが所属していた白百合高校も難なく県大会へ。
自分の挫折感といったらほんとなかった。長くなったので続きはまた後日!

劇団忽忘草ぷろでゅ〜す公演「彼の生態」を観に行く。
公演終了後、私と、作・演出の中村剛造、だんちょ〜(ママ)の
古屋仁成君の3人でポストトークをしました。
ちなみにこのトーク、剛造からやりませんかと連絡があったのが昨日!
二つ返事で快諾。

さてそのトークの中身は。
ちょっと真面目すぎましたかねぇ。一つもウソはないんですけどね。
作品の話と、これからも続けていけよというメッセージを送る。

しかし彼らまだ19なんだよな。自分が19の頃と比べたら彼らのほうが
よっぽど上だと思うな。物怖じしないし、誰にも媚を売ってないし。
どんなスタイルの芝居であってもいいからまた観させてほしい。

盆栽ははじめた歳が若ければ若いほどいいらしい。
歳をとってからはじめても極める前に寿命が尽きちゃうからだそうです。

さて私の老後のユメは。
自分に関係する若い人たちが、ここ盛岡で芝居を継続的に打ち、
それを観に行くことです。でもってあーでもないこーでもないと文句を言いたい。
さてこれを実現するためには、まず自らが演劇を実践し、これはいいものである
と信じ込ませる。その2、演劇を信じた人たちを見捨てず、ほめたりけなしたりして育てる。
その3、自分が引退した時に、きちんと後釜を用意する。
もしも用意できなくても、誰かしらが演劇を続けている状況を残す。
さて現時点で私は、演劇を実践する、のところまでです。
まーあと20年はやらないとな!

私の場合、いや一般的なのかもしれませんが、やはり出演する役者を
想定して書いたほうが筆の進みがはやいですね。
といいつつ、こないだの「サービスアイランド」の脱稿は今までで一番
遅かったんですけどね…。新しい顔ぶれでの芝居でしたし。
同じくプロデュースの「ふるえるひとびと」の時もそうでしたが、初顔ゆえ
その俳優のことをよく知らないので、何回もワークショップ、ミニゲームなどを
繰り返し、たまには一緒に遊びに出たりして徐々に個性がわかってきました。
そしてみんなのいろいろな可能性の中から、これというものをキャラクターに選ぶ。
で、脚本へと落としていく。泳がせる。
いっぱい泳いでくれるととても助かります。

あて書きをしないでホンを書いたこともあります。
正確には原作ありきの脚色というやつですね。
私がかつて在籍していた子供劇団のために「よだかの星」を戯曲にしました。
たしかこれも…難産だったような。。どっちでも筆は遅いみたいです。

さて、これから今年10月八芝のために短編をひとつ書き上げなければなりません。
これはあて書きしないで書かなきゃないなぁ……。さてどうしよっかなー。
まー一番筆が遅いのは確実に私ですね!

あぁ、いつから放置していたんだろう。。
あらためて演劇のことなどをこちらに書き連ねていこうかなと思っております。
更新は風のように気まぐれですがよろしくお願いしますね。