始めての「通し稽古」から2日たった。
なんとか最後まで通すことができたものの、
セリフがところどころで抜けていた反省から、
「これじゃあいけないヨ?」という役者陣の意気込みが感じられるなか、
盛岡劇場音楽練習室で、小道具を使用しながらの細かい反復練習があり、
タグチアツシは何度も何度も水を飲んだ。

きょうは三好とタグチのシーンの練習があり、
小道具を使用しながら、細かい動きなども含めたチェックをするとともに、
セリフの変更もおこなわれた。

しかし、途中で面白いフレーズが誕生したのをキッカケに、
代表・高村はそのフレーズをなんとか活かそうと、
「面白さ」を追求するセリフの変更に走りはじめ、
途中で我に帰った高村は、
「オレなんでこんなことこだわってるんだろう?」と、
不思議そうな表情で一連の流れを元に戻す事になった。

しかし、現代時報メンバーは密かに「面白い事」が好きなので、
できれば気付く事なくそのまま突っ走ってほしかった、と言うような表情を一様に浮かべ、
普通に戻ったいつものシーンを見続けていた。

ネタバレ防止のため記事の詳細が不明な点をお詫びいたします
写真は「三好とタグチ」「動作チェック受ける三好」「笑いを追求する高村」と「腹いっぱいタグチ」

盛岡劇場音楽練習室で行なわれたきょうの練習では、
役者ぞれぞれにマッチした言葉にするため、
セリフの細部を訂正しながらの細かい反復練習となった。

羽深庸子(TCT)は、所用のため、30分遅れての参加となったが、
突然のセリフ変更があったためか、
会話が途切れがちになった。

演出・高村に指摘された羽深は、ひとこと、
「小田島さんが悪いんですヨ」と、自分のミスを、隣の小田島に被せた。
小田島は一瞬「え?」という表情を見せたが、
高村の「小田島、しっかりしろよ」という無謀な発言に、
「オレは今、濡れ衣を着せられているのだ」という確信を抱いた。

まるでトム・ソーヤのような小田島を置き去りにして練習は続き、
高村はまるで何ごとも無かったかのように、
休憩時間に、メンバーに向かって「ヤンキー座り」のレクチャーにいそしんだ。
しかし当初、その姿勢は「ヤンキー」ではなく、むしろ「相撲取り」に近く、
「もっと姿勢を低く」「目がかわいいゾ」などの批判を逆に受けていた。

制作部では、羽深がなぜミスを連発したのかを調査中で、
次回練習日までにはその調査結果を出す、としているが、
内容については非公開の予定で、
各セクションからは非難の声が相次いでいる。

写真は「セリフの訂正しながら」「小悪魔羽深」「冤罪の小田島」と「高村レク」

太田地区活動センターで行なわれた、きょうの練習。
「男子ズ」のひとり、小田島尚行はなぜか、嬉しそうな表情だった。
それもそのはず。
助演出の藤井から「少林サッカー」のチケットを2枚、もらったのだ。
なぜ小田島にチケットを渡したのかは謎だが、関係者は、
おそらく小田島の、現代時報においての「周星馳っぷり」が
チケットを渡すに至らせたのだろう、との見方を強めている。

そんな小田島は、既に「少林サッカー」の事で頭がいっぱいなのだろう、
代表・高村に、何度も同じところの演出を受けていた。

今日の練習には、先日岩谷堂高校演劇部を引率してきた、
「おねいさん」こと石川メグミ(フリー)が訪れた。
夏の公演でのサポートスタッフとしての参加を表明し、
新たにメンバーがまたひとり、増えた。

練習終了後、経理担当の神永が、玄関わきの黒板の異変に気付いた。
この場所を利用するのは初めてではないのに、
「現在時報」となっている・・・。
カッチョ悪い・・・。

写真は「太田地区活動センター」「男子ズ」「石川メグミ(フリー)」と「黒板」

いつも通常の練習では肩がこってしまうと、
きょうの現代時報の練習では趣向を変え、
いわゆる「レクリエーション」を行ない、メンバーの親睦を深めた。

盛岡劇場音楽練習室で行なわれた今日の練習は、
前半に「サイレント・バスケット(命名/タグチアツシ)」で盛り上がった。
これは、フルーツ・バスケットとは違って、
「アイ・コンタクト」のみで各座席間を、鬼に悟られないよう移動するもので、
かつてこれをした事のあるはずの小田島は、
主旨を理解できず、ひたすら鬼をやり続けた。

通常の稽古前には、各自ストレッチなどをして身体をほぐすのだが、
八木絵里(劇団ゼミナール)が非常に固い事が判明。
やわらかリーダーこと高村代表と良い勝負だった。
若いのにねえ。

だからといって、他のメンバーが柔らかいという訳でも無く、
「現代時報は身体が出来ていない」事実に、
メンバー一同、久々に愕然としていた。

写真は「サイレント・バスケット」と「柔軟地獄」と「柔軟地獄(詳細)」

現代時報の練習を見学したい、という声に応えて、
岩谷堂高校演劇部の女子高生を迎えて行なわれたきょうの練習。
平均年齢が、一瞬だけ、ちょっと下がった。

きょう、現代時報を訪れてくれたのは、岩谷堂高校演劇部の部員4人と、
同校を去年卒業し、岩手県立大学で青春を謳歌している石川メグミさん(引率のおねいさん)の、あわせて5人。
もとは石川さんの熱意によって、
去年の練習(第4回公演/円軌道の際)に見学に来たのがキッカケで、
今年も合同練習を行なう事となった。

1年前は女子高生だった石川さんも、今はもうすっかり大学生。
髪の色も変わっていた。

しかし、演劇に対する思いは変わっていないようで、
始めて現代時報の練習に訪れた部員に「あんまサービス」を施すなど、
「優しいおねいさん」っぷりを発揮していた。

経理担当の神永は、去年と同じく「神永製菓謹製・クッキー」を持ってきていたが、
瞬く間にクッキーの亡者が群がり、神永は後ずさった。
練習に参加した岩谷堂高校の千葉さんは、
意識の分散化や、協調性などを求められる「歩行訓練」を体験し、
「同じような練習は高校でもやるが、ここまでくると、やはり難しい。帰ったらみんなに教えてあげたい」と、
嬉しそうな表情を浮かべた。

もともと岩谷堂高校と現代時報のスタイルには差があるが、
それぞれの演技を終え、高村代表は満足そうに、
「みんな上手い。今後は、演出との意思疎通、または演出それ自体が課題になるだろう」と、
総評を述べた。確かにみんな上手いんだわ。器用なんだわ。
高校演劇も現代時報も、夏に舞台がある。
次からまた現代時報の平均年齢は上がるけれど、
お互いに良いものを作っていきましょう。岩谷堂高校演劇部さんの今後に期待!

(写真は「美術工芸室」「岩谷堂高校演劇部・御一行様」「石川メグミさんと高村代表」「あんまサービス」「クッキーと亡者ども」

今回練習に参加してくれた岩谷堂高校演劇部の菊地さん、千葉!さん、昆野☆さん、佐藤さん、
そして石川さん(おねいさん)、本当にありがとうございました。
現代時報はあんまり器用じゃないけれど、まじめに演劇と向き合っています。
スタイルが違ってて、あまり参考にならなかったかも知れませんが、楽しんでくれたなら、嬉しいです。
大きくなったら、また逢いましょう。