?知らぬが仏?
たまに、知ることについて考えます。
例えば非常につらいとき、脳科学者が言ったとします。
「そのつらさは、脳内伝達物質の○○によって引き起こされているんだよ」。
恋人のことが大好きで、その人といるとすごく幸せだという時に、
恋愛を心理学的に研究しているという心理学者が言ったとします。
「彼を好きになったのは、心理学的にはこういう理由で・・・。
君が好きだと思っているその感情は、君が勝手に誤解している幻想に過ぎないんだよ」。
何か無味乾燥な気がしたり、
「人の心はそれだけじゃない」とか、
「でも実際、私はこう感じているんだから」とか思いたくなってきます。
ちなみに私は去年の冬に、
「心は脳の機能にすぎないんだ」と思ってひどく落ち込んだことがありましたが。
研究室で、いいかげんに心理学のゼミを取っていたりするので、
何で人間がいるんだろうとか、意識ってなんだろうとか、こころとはなんだろうとか、
考えてもわかんないことを考えるチャンスがあります。
もしそれらがすべてわかってしまったら、きっと人生つまんなくなるでしょう。
自分自身という、興味深いものの本質が、急にわかってしまうことになるからです。
心理テストするなどして、自分について知りたいという人は結構いると思います。
私も、それがきっかけで心理学をやろうとしたのです。
でも、自分のすべてがわかってしまったら、つまらない気がします。
それと同じです。
でも知りたいです。
なんでこんなに自分のことを知りたいのだろうか、不思議です。
そんなことを「不思議です」と言うことも、また不思議です。
なんでそんなことを不思議だと思うかが、また不思議だということです。
どんどんどんどん、不思議は連鎖します。もういいです。
そんなこんなで、
そべての不思議を解けるわけはないと思って、
たまにがっかりしたり、安心したり。
終わります。







